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dynabookAZを久々にいじってみた [Android]

最近、忙しくて遊んでいなかったdynabookAZで久々に遊んでみました。

もともと内部メモリをUbuntu化していたのですが、バッテリーの残量が取得できなかったり、10.04からアップグレードすると動かなくなるといった話もあり、なんとなく使っていませんでした。

で、久々に対応状況を調べてみたところ、インストーラ版のUbuntuが公開されていました。
https://wiki.ubuntu.com/ARM/TEGRA/AC100

13166118812090.jpg

今までは、内蔵メモリをフォーマットしたり、ファイルを展開したりといった手順が必要だったのですが、今回のものは、導入が格段に楽になっています。

さすがに起動用のパーテーションだけはnvflashで書き換える必要がありますが、windows版のバイナリを利用することで、Linux環境を用意せずとも、Ubuntu化を行うことができました。

手順は以下の通り。

1.上記サイトから、起動パーテーションとインストーラのファイルをダウンロード
  oneiric-preinstalled-desktop-armel+ac100.bootimg
  oneiric-preinstalled-desktop-armel+ac100.tar.gz
2.USBメモリに、oneiric-preinstalled-desktop-armel+ac100.tar.gzをそのままコピー
  (インストール時に展開されます)
3.起動用のパーテーションを書き込むPCとUSBケーブルで接続(miniB側)
4.ESC+CTRLキーを押しながらDynabookAZの電源を入れる
5.nvflashで、起動用のパーテーション(.bootimgのファイル)を書き込む
6.DynabookAZの電源を切る
7.DynabookAZに、2で用意したUSBメモリを指して電源を入れる
8.パーテーション12のでデータが全て消える旨のメッセージ(英語)が出るのでyを押してEnterキーを押下
9.ファイルの展開が行われ、インストーラが起動するので、画面の指示に従ってインストール

なお、パーテーション12は、Android状態のAZをPCと接続した時にPC側で見える領域となります。
従って、その領域にあるファイルは全て削除されるので、必要に応じてバックアップしてください。
というか、起動パーテーションも書き換えるので、全体的にバックアップしておいた方がよいでしょう。


おそらく、一度起動パーテーションを書き換えてしまえば、USBメモリだけを用意すればよいのではないかと。
そのたびに再インストールとなるので、あまり何度もやるものでもありませんが...

なにはともあれUbuntuの導入にはLinuxがほぼ必要(やってできいないことはなさそうでしたが)だったのが、かなり敷居が下がった感はあります。

とはいえ、配布物そのものが安定版として提供されているものではないため、不安定感があるのも事実。
また、各種ファンクションキーもほぼ効かないといった状態であり、ビデオのアクセラレーションも効いていないため、CPU負荷も高くサクサクといった感じではありません。

まだまだ、人柱的な感じですね。

タグ:dynabookAZ ubuntu
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