Thinkpadの無線LANを交換する

最近USBの不調から、使用の頻度が減っているAcerのノートパソコンに変わり、あまりの熱に使用を控えていたThinkpad X60を引っ張り出して使う機会が増えてきました。

そもそも、熱の発生源として無線LANカードが大きなウェイトを占めているらしいので、この機会に無線LANカードを交換する事にしました。



私の使用しているThinkpadは、もともとMIMOモデルというアンテナが3本内蔵されているもでるなので、ここはそれを活かせるものに交換してみます。

と言う事で、今回は他のThinkpadで搭載が確認されているIntelの Centrino Ultimate-N 6300を選択。

オークションで安く入手しました。

ただ一つ注意点があって、ThinkpadはBIOSレベルで非純正の無線LANカードを拒否します。
そうなると起動時にエラーが表示され、起動すらしてくれません。(1802エラー)

そのため、モデルは一緒でも明確にThinkpad対応がうたわれていないものは無駄な買い物になってしまうので注意が必要です。

うちの場合は、SXGA+の液晶に交換した際、改変BIOSを導入しており(純正のBIOSではSXGA+に非対応なので)、合わせて無線LANのハードウェアチェックも解除されているようなので、ダメなら他のノートに使うつもりで、あえてThinkpad非対応のものを購入しました。

値段が倍以上違ってましたからね～。

で、分解に関しては、Lenovo自体も公開していますし、一般のサイトでも沢山ありますのでここでは割愛。
そもそも外すべきネジはわかるようにネジ穴の横に記載されていますし。

キーボードを外し、パームレストあたりを外すと、無線LANカードが現れるのでサクッと交換。



今回のカードはハーフサイズなので、短くなってます。

本来ならアダプタを付けるなどするべきなのですが、蓋をしたら動くようなものではないので、アンテナ線の引き回しである程度固定して、軽くテープで止めて蓋をしちゃいました。

で、ドライバについては、同カードを搭載した別機種用にLenovoから提供されていrるものを利用。

何の問題もなく、通信可能となりました。

ちなみに接続即速度は、217Mbpsとなりました。
以前が確か130Mbpsが最大だったので、それなりに効果は出ているようです。

現在、450Mbps対応のルータを使っているので、理論値までいかないまでも、もう少しリンク速度の表示は上がってほしいところです。

ただ、まだ何もいじっていないので、何か設定が違っているのかもしれませんが、それはおいおい調べてみることにします。

そうそう、カードに関しては、やはりそれなりに熱くなるようです。
ただ、今のところ以前ほどの状態にはなっていない気がしますので、何とか耐えられるかも？