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dynabookAZ単体でのubuntu化に挑んでみたものの… [Android]

単体と言っても、WindowsPCは必須なのですが、linux環境を使わずにubuntu化出来ないものかと、いろいろ試行錯誤してみました。

結論としては、うまく行かなかったのですが、どんなことをしたのかという経緯は残しておこうかと思います。

まず、androidOSはlinuxをベースとしているので、コマンドベースで作業する事で割といろいろな事が出来ます。

今回、ubtntuをインストールするためには、vfatでフォーマットされているユーザ領域をフォーマットし直してubuntuのシステムを展開して書き込む必要があります。

ダウンロードして来たイメージの導入手順には、nilfs2という形式でフォーマットするように記載されていますが、androidには、そのフォーマットを扱うコマンドが含まれていません。

そのため、標準でフォーマット可能なext3でフォーマットします。
この作業により、androidOS上で/storage配下にあったファイルが全て削除されますのでご注意を。

# umount /storage
# mke2fs -j /dev/block/mmcblk3p6

フォーマットが完了したら、ubuntuのシステムを展開するため、パーテーションをマウントします。

# mount /dev/block/mmcblk3p6 /storage

これでシステムからパーテーションが扱えるようになります。

注意が必要なのは、Ubuntu導入用のファイルをandroidをUSB接続して利用できる領域においておかない事。
正にこの領域をフォーマットしている訳ですから、展開する頃には影も形もなくなっています。

仕方ないので、/data配下にファイルをコピーしておくか、外部メモリを使う事になります。

ここでは、USBメモリを使ってみます。

USBメモリを刺すと、/storage/usb0-disk0 にマウントされます。
USBメモリ直下にファイルがあるとした場合、以下のコマンドでファイルを展開します。

# tar zxvf /storage/usb0-disk0/Ubuntu7.tar.gz --numeric-owner -C /storage

これで必要なファイルが展開されます。
と思ったのですが、ファイルの展開途中で止まってしまい、何度やってもうまくいかず。

仕方ないので、当初の想定から外れますが、linux環境からファイルを展開してみました。

あとは、nvflashで、6番のパーテーションを書き換えます。

さぁ、あとは再起動!

えっと、立ち上がりません。

エラーのログが、ファイルフォーマットがnilfs2でないとダメだと言ってます。
結局、フォーマットとファイルの展開には、今のところlinux環境が必要と言うことのようです。

まぁ、nilfs2自体はSSD向けなファイルシステムの様なので、出来れば利用した方がよいのかもしれませんね。

タグ:ubuntu dynabookAZ
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